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すきなものいっぱい!

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ベスト・オブ・ザ・ベスト*ブリヂストン美術館

   

ある朝の驚き!

ツイッターを覗きながら通勤中、フォローしている美術関係職の人からのツイートで気づいたこと。
ブリヂストン美術館が5月に閉館する」

ベスト・オブ・ザ・ベスト*ブリヂストン美術館

6年前くらいの平日の夕方に訪れた記憶があるのだけど、それ以来は再訪せず。
今回の閉館は、新しく2020年(?)に新装オープンするための閉館。
所蔵品がその間に減ることはないでしょうけど・・・
それでも・・・

見納めしておきたい作品があるッ!!

モネのヴェネツィアを見たい。
次がいつか分からないのであれば。
6年みなくても平気だったのに、私ったら勝手(-∀-`; )

会社に使える制度ができた

だけど、閉館間際の休日、絶対に混んでる。
大好きな作品たちは、混んでる中でなんか見たくない。
じっくりと座って眺めたり、いろんな角度や距離から眺めたり。
そのジロジロ眺めている間に沢山の人が横切るなんてイヤだ!←わがまま

だけど、そこを解決してくれる会社の制度ができました♪
それは平日、会社を2時間早帰りできるもの。
月に1回使える。
用途は取得後に発表する義務があるけれども、平日の夕方~( ´▽`)ノ
使える使える!

16:30到着

ベスト・オブ・ザ・ベスト*ブリヂストン美術館

閉館が18時。
16:30くらいに到着。
美術館の周囲には今回の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の広告が・・・
これはピカソの作品バージョン!

ベスト・オブ・ザ・ベスト*ブリヂストン美術館

美術館入り口。
意外に人の出入りが激しい。
東京駅から5分だし、道も分かりやすいのはいいなぁ~
迷わず行けます!

コレクション展について

《黄昏、ヴェネツィア》目指して

最初にロダン作の彫刻からはじまるけど、とにかくお目当てが気になって仕方ない!
気になったらもう一度回ればいいので、チラ見しながら進む。

興味深い美術館の歴史

彫刻スペースの次に歴史コーナー。
前回はこんなのなかったような・・・眺めて読んでいくと「へぇ~」だらけ。

ブリヂストン美術館は国立西洋美術館もまだない1952年1月8日にオープンしました。

公共の美術館よりも先に、一民間の私蔵を公開するという美術館がオープンしたというのは驚き!
新聞には著名人のコラムで「新年の眼福」というタイトルで紹介されていたり。
当時の一大観光スポットになったようでした。

とにかく、そんなことする人のいないときに、私財を一般の人にも見てもらいたい!
という気持ちで美術館を創設した石橋さんがすごい!

《黄昏、ヴェネツィア》に再び出会って

ベスト・オブ・ザ・ベスト*ブリヂストン美術館(中央の作品です・・・印刷では絶対に作品の色は出ないので、あくまでもコピー・・・)

モネの作品で私が好きなのは、色の重ね方。
色の魔術師と言われるけど、とりわけ、私はモネのピンクがすごいと思ってる。
どうしてそこにそんなピンクを!?と思う色使い。
目に見える色とは違う色を使い、目に見えているものに近づける不思議な色感覚。

特に、このヴェネツィアのはっきりしているけど、ぼんやりしている。
まぁ~あなたも印象派なの?と冷笑されても、私はモネのこの時代の作品が好き。
※後期の作品になると、やはり作風が変わってくると感じた。
国立西洋美術館にある、橋シリーズも大好きだ。

なつかしい土地の思い出

チャイコフスキーじゃないけど、前回はそう感じなかった作品に思いいれを見出した。
シスレー《森へ行く女たち》
カンバス中央に洗濯に向かう3人の女たちがいる作品。
久々に作品に入れる感覚を味わった。

画像が動き出し、彼女たちが笑いながらこちらに向かってくる様子。
周囲の広がっている風景。
それが「懐かしい」という感覚と共に心の中に浮かび上がる。
これだから美術鑑賞はやめられない!

そして私が人物画をあまり好まないのもこういう理由から。
だって、人物画の世界に入ってしまうと、彼らが動き出すから。
モナ・リザが動くのは、何回想像しても恐怖だ。怖すぎる。

だから、人物画には集中しない。
人物画を見るときには、表情などはあまり見ず、服のディテールや装飾品、背景の家具などを見ている。
ひどいときには、額縁鑑賞してたりする(´ー`;)

でも、額縁も面白いんですよ~!!
特にデコラティブな額縁。
中の絵画と同じく、額縁も1点ものの作品ですから。

モーリス・ドニ《バッカス祭》

最近お気に入りのドニ作品も大きめ1点展示。
とても嬉しい!

大きな作品って、画面構成の才能にほれぼれさせられる。
まずは前面の一番目立つ部分から構成するのだろうけれども、背景も手抜きしない作品に圧倒される。
ドニらしい丸さのある作品。
動物が沢山描かれていて、躍動感にあふれている。

《サロメ》で有名なギュスターヴ・モローの作品も1点。
※写真右
モローらしい繊細さが大好きだ。
絵にできるだけ近寄ってガン見してしまう。
(もちろん見ているのは服・・・)

猫ちゃん発見!

作品の中で猫を見つけるのもスキ。
今回は藤田の猫ちゃんと、定番エジプトの猫神様。
※写真左上

藤田は以前は人物が怖すぎて苦手だったけど、ポーラ美術館で特別展を見て変わった。
絵の中の人に対する愛情を感じることができたから。
それ以来、藤田作品があまり怖くなくなった。

エジプト猫ちゃんは、とてもクールだった(〃ω〃)
いろいろエジプト猫ちゃんの彫刻を見るけれども、それよりも縦に長~い作品。
つまり猫ちゃんの足がながーい!!

しっぽも美しく右後ろから、足にくるりと巻かれて、前方に伸びている。
そのしっぽを見ながら「よくこの部分が残ったなぁ~」と感動する。
そしてスフィンクスにしっぽがあったことも思い出す。

青銅製の猫神様。
胸元には装飾品が彫られている。
当時はどんな彩色だったんだろう・・・思いをはせずにいられない。

面白がってみること

ピカソの作品は面白い。
しかめっつらして見るものではないと思う。
(ゲルニカは真剣に見たいと思うけど・・・)

今回も《茄子》というタイトルを見て驚いた作品がある。
タイトルを見るまで、私には、卓球のラケットが描かれていると思っていたから・・・
それがタイトルを見たら「茄子」と!!
一人でくすくす笑ってしまった。

ピカソの《カップとスプーン》はポストカード欲しいな、と思った作品。
現代のチラシとかにも使えそうな作品。
こじんまりして、四角い中にきれいに静物が配置されている。

ルソーみたいなピカソの作品もあって「画風が似てる・・・」
と思ったら、数歩先にルソーの作品が展示されていて見入ってしまった。

ティールームは閉店につき

最後にゆっくり併設のカフェでくつろいで帰ろうと思った。
下調べした最終INは17:30。
だから調整して、17:25にはカフェの前まで来てみた。

が、すでに「CLOSED」の文字が!
えーっ。
スコーンセット楽しみにしてたのに(≧ω≦。)
残念・・・
次に来るのは2020だろうなぁ~

全体の感想

平日の夕方ということで、人は少なめ。
並んでみる、ということは皆無。
好きな絵の前に陣取れる。
誰も文句は言わない。

ベストな環境がそこにはあった。
もう少し時間があれば、もう少し1点ずつに割く時間を増やせただろうなぁ~
次点の絵の前でも、じっくり眺めると違う見方ができたかもしれない。

オーディオガイドが当たり前のように設置されているけれども、私はオススメしない。
絵は知識ではないから。
他人の感想や知識聞いても、自分の感覚を磨く力はつかない。
あくまでも、自分がその絵とコミットできるかどうか、が感覚を磨くことにつながる。

誰にどう突っ込まれようとも、茄子が卓球ラケットに見えても、気にしない。
難しく考えないこと、自分の感想を大切にすること。
これが絵をスキになる近道だし、美術品を愛する近道になる。

次の予定

ここ数日間、とてもロスコがとても気になっているので、かねてから友人に紹介されていたDIC川村記念美術館に行ってみようと思ってます。
GWのいつか。
GWだから、そんなにのんびりロスコを堪能することはできないでしょうけど。
遠そうなので、日帰り小旅行のつもりで、がいいな、と思います。

最近、絵画鑑賞から遠ざかっていたので、良い時間が持てて嬉しいです。
自分にとって、うまく刺激になるような間隔で、これからも絵を見続けていきたいなぁ~(●´ω`●)


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