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すきなものいっぱい!

*

恋するリベラーチェ*BEHIND THE CANDELABRA

   

1311021

エルヴィス・プレスリーやエルトン・ジョン、マドンナやレディー・ガガの登場よりも前、リベラーチェという男がいた。彼は名ピアニストであり、天賦の才能を持つ斬新奇抜なエンターテイナー、そして舞台やTVでは派手な衣装に身を包むスターだった。1977年夏、そんな彼の元を見知らぬハンサムな青年スコット・ソーソンが訪れる。年齢も住む世界も異なる2人は、たちまちお互いの魅力に取りつかれ、5年間に及ぶ秘められた恋愛関係がスタートする・・・。

マット・デイモン君の女っぽい姿、
横でニヤけるマイケル・ダグラス!!
もぉ、この画像を見た瞬間に「観たい!」と思った作品です。

※以下、結末含むネタバレありますのでお気をつけ下さい※

グランド・イリュージョンと公開時期が重なることから、
恋するリベラーチェは、映画の日11/1に見ようと思っていました。

グランド・イリュージョンの前売りを新宿ピカデリーに買いにいったら、
ちょうど、恋するリベラーチェの試写会応募受付中でした☆
「こっ!!これはっ!!」とも思いましたし、
「なんだか当たる気がする!!」とも( ´艸`)

恋するリベラーチェの試写会は平日昼間だったため、
「いつ会社に休みを言おう、当たってると思うんだけど・・・」と思う毎日。

試写会日に打ち合わせの予定なんかが入ってきますが、
確実に当たってないものを「その日は予定が・・」とは言いにくく。
「もぉ、当たりハガキ、早く来てっ!」と思ってました(´ー`;)

4~5日前にようやく当たりハガキが来て、
その夜、スタッフ全員に「見たかった映画の試写が当たったのでお休み下さい!」とメール。
むりやり休みをもらっちゃいました♪

スタッフの女性陣に「なになに?どんな映画?」と質問攻めにあい、
白い目で見られる覚悟で恋するリベラーチェのハガキを見せたところ、
意外にも好反応!にちょっとビックリ。

彼女たちから
「試写の後のトークショー、本人が来たらどうする?」
ときゃっきゃ言われましたが、私は
「きっと、おすぎとピーコと、マツコさんくらいだと思う(´ー`;)」と。

前置き長くなりましたが、映画はすっごくシリアスでした~
キラキラのショウビズの世界の向こう側。
時代の寵児のように売れまくってるリベラーチェ(M.ダグラス)と、
付き添いとして同居してるスコット(M.デイモン)。

リベラーチェがゲイとは公言していない、ひっそりした生活。
だけど普通にケンカもするし、別れもある。
嫉妬もある。
別れた後にスコットは裁判まで起こしてしまう。
(こういうところはすっごく男性的だと思いました。)

一番最初に驚いたのが、M.ダグラスの化け方。
もぉ、ね、彼が「近所のおばちゃん」にしか見えないのです( ´艸`)
ほんと不思議。
話し方、身振り、そのすべてが。

次に驚いたのは、M.デイモン君の体型や顔も含む七変化☆
おでぶになったり、筋肉質になったり、げっそりしたり。
顔も整形したり、普通の若者だったりと。
メイクや特殊技術のおかげもあるでしょうけど、
どういう順に実際は撮影したの!?と思うくらいの変わり様。

これが男女の話なら「よくあること」で終わるかもだけど、
リベラーチェは死ぬまでゲイであることを公表しませんでした。
スコットに訴えられているときも、あくまでも自分はノーマルだと。

だからこそ、彼らが同居した5年間、
いつも相手と顔を突き合わせる毎日で、
ケンカもあり、倦怠期もあり、
それを打破しようとハードな方向に走ることもあったのでしょう。

試写の後、トークショー♪

1311022

私の期待通りに「おすぎとピーコ」さんが出てきてくれました(≧▽≦)
嬉しすぎて、半立ちになりそうでした!

だって、お二人は最近、テレビでは見かけなくなりましたし、
頻繁に出ていらした時も、一人一人で出演されることも多かったからです。
二人を一度で見れるなんて!!幸福すぎる!!
それと、ミッツさんもこの日のために特別に作った衣装をまとって登場☆

司会の女性が
「この映画のタイトルにもある恋ですが、みなさんはどうですか?」とふると、
ピーコ:こんな69にもなるオカマに恋って聞かれても、ねぇ?でも、してるわよね( ´艸`)←ここでおすぎさんの方を見る。
おすぎ:そうねぇ・・・まぁ、10年くらいのお付き合いの方がいますけどね( ´艸`)
ピーコ:ねぇ、あなたはどうなのよ?←ここでミッツさんを見る
司会者:あっ、わっ私ですかっ!?
ピーコ:あんたじゃないわよっ!
ミッツ:そうよ、あんた何様だと思ってるの?トークショーしてるのは私たちなのよっ!あなたじゃないのっ!

あぁ、面白い。
お二人のやりとりと、お二人をフォローする以上に喋りまくるミッツ氏。

おすぎさんの感想も!!!!
「こういう映画にしては、さらりとしすぎね。」
「ロブ・ロウのあまりにも汚さにショックを受けました!!!!!」

この映画はあくまでも上澄みのさらりとした部分で作られたんだなぁ~。
ゲイの世界はもっともっとドロドロな世界だということが、
おすぎさんのさらりとした一言で十分理解できました(´ー`;)

そして、ロブ・ロウ。
さすが、おすぎさん!

私も作中で彼を見たときに
「これって、ロブ・ロウよね?ロブ・ロウよね?あー誰か教えて!!」と思い、
エンドロールで彼の名前を見つけたときに、ホッとしたのと同時に、
「あー↓↓(´・ω・`)」と思ったのでした。

試写会もトークショーも終わって、
帰り際にはリベラーチェの指輪にちなんだキャンディをいただきました♪

1311023

新宿はリベラーチェ通りができてました!

帰ってから、あの映画を振り返っていたのですが、
あの映画はスコット側から作られたに違いないと感じました。

リベラーチェ側からしてみれば、
スコットは「私からすべてを奪おうとする人」に見えていたと思います。

最後に会ったときも、スコットにとっては美化されていますが、
リベラーチェには沢山の恋人遍歴があり、スコット一人に
「君との日々が一番幸せだった」と語ったとは思えないからです。
(本当に語っていたらごめんなさい)

最後のお葬式での回想録は、
愛情を含め、沢山のものを過剰なくらいに与えてくれたリベラーチェに対して
裁判まで起こしてしまい、ゲイであることをバラそうとしたスコットの
罪悪感が昇華されるように描かれている気がしました。

wikiで調べると、
やはりスコット・ソーソンの回想録を元にしているそうです。
ということは、彼の側からみることによって美化されている部分も多いことから、
本当はもっともっとディープな表現しきれないものがあるのでしょう。
きっとリベラーチェ側からの視点から作られた映画はまるきり違うと思います。

二人の演技は体当たり。
本当に素晴らしいものでした。
ただ、キラキラしたポスターの向こうにあった映画は、
リベラーチェのキラキラした世界の向こうにあった私生活同様、
何層もの霞がいつもかかっているような世界でした。

私にとっては、ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、
人間くさい映画だったなぁ~というのが感想です。


 - movie

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