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どうぶつとの暮らしを考えるフォーラム2013

      2015/01/02


第15回 どうぶつとの暮らしを考えるフォーラム2013」の市民プログラムに参加してきました。
市民プログラムは、今日と明日の2日間。
私は今日のみ参加。
初めてだったので、1つ1つがどのくらいのボリュームか分からなかったので、
とりあえず興味が一番あった2つを聞いてきました。
28日15:10‐16:20
特別プログラム 河又淳先生
「震災から2年が経過した被災動物達の現在とこれから-シェルターのこれまでと現状、そして今後の課題ー」
28日16:40-17:50
市民プログラム 田中亜紀先生
「シェルターメディシン ‐人も動物も安心して暮らすために‐」
今では、今回の大震災での経験をふまえて、
今後の災害時におけるペットの救護対策ガイドラインというものを環境省が作り、
同行避難についても理解を深めるようにとされましたが、
大震災時は人命優先で、ペットは置いていくように、と指示されたそうです。
私もこの話は聞いたことがありました。
福島原発周辺から避難する際にもそう言われ、
すぐ戻ってこれると思い込んで置いて行ったという人たちが大勢いて、
その人たちが戻れないことが分かった時に、ボランティア団体に救出を頼んだのでした。
無事、見つけ出し、飼い主さんの元に戻れたコもいれば、見つからなかったコもいました。
しかし、同行が許可されていなくても、
「やっぱりダメ!連れて来る!」と家に戻った人が津波で帰らぬ人になったり、
避難所にペット同行で入れてもらえず、亡くなった人がいたり、
もちろん、ペット可のところでも問題が発生したりで、
今後の対応のためにガイドライン作成に至ったみたいです。
人命一番なのは分かりますし、
あの状況の中では多くの人に緊張状態やパニック状態が続いていたので、
ペット同行の人が冷たい目で見られるのも理解できますが、
それでもやっぱり、置いていくという選択は、私にはできそうもありません。
「20km圏内」には、犬猫は1万匹~2万匹程度がいたと推測されています。
仮に1万匹だったとして。
2,600匹が震災の直接被害で死に、
300匹が家族と同行避難し、
2,000匹がボランティアたちにより圏内から連れ出され、
5,000匹が餓死。
600匹程度を行政が保護。
400匹くらいが今も残っていて、繁殖活動をしているのでは?という推測だそうです。
5,000匹が餓死なんです。
もちろん家につながれていたコ、閉じ込められていたコは当然仕方がないのですが。
ペット、人間がそばにいて、ご飯を与え、適切なお世話をすることで生存できると私は思います。
それに慣れているコが、いきなり外に放たれても、生き延びられるとは思えません。
また、2,000匹程度がボランティア団体などに・・・とありますが、
良心的なボランティア団体ならば良いのですが、
飼い主さんが引き取る時に巨額の飼育費を請求する詐欺まがいの行為もあったようです。
ここでは書きませんが、もっとひどいことも行なわれていたようです。
仙台市では市内の動物病院が協力して、被災動物の一時預かりをすることで、
ペット用のシェルター施設を作らずに済んだと聞きました。
また殺処分も2011年は1件(重い病気)、2012年は0件だそうです。
震災の被災ペットは殺処分されるの?されないの?と当時話題になったりしていましたが、
仙台市では様々な協力があり、行なわれなかったようです。
ペットの飼い主として考えておくことは、
・可能な限り同行させる
・予防の徹底(避妊処理、ワクチンなど)
・マイクロチップ、迷子札
・しつけ
・同行避難訓練
・避難ルートの確認 などが挙げられていました。
震災からこちら、ずっと迷っていましたが、
やはりマイクロチップは装着させよう、と思いました!
今、ニクス君は首輪に慣れてくれました(気になるけど!)
首輪には電話番号が書かれていますが、外れる場合もあります。
つけるのを嫌がる首輪も、マイクロチップもなんだかかわいそうだな・・・と思っていましたが、
飼い主として責任を最後まで持つために、必要なことなんだ、と今日改めて理解しました。
それとワクチン接種。
実はニクス君は我が家に来てから、ワクチン接種していません。
完全室内飼いなので、他猫や他動物と接する機会が皆無なので、
もらうことも、うつすこともない、と思っていたからです。
去勢手術も完全室内飼いだったら、しなくてもいいかも!と思ったくらい・・・
でも、震災が来たとき、
集団の中に混じらなくてはならなくなったときには、
ワクチン接種していなければ、預かりを拒否される場合もでてきます。
これも、そういう時のための飼い主としての責任だなぁ~と感じました。
またシェルターメディシンという分野からのお話で、
シェルターでのボランティアの役目や心得を聞きました。
福島では、現在シェルターは2つ。
現在、犬31匹、猫136匹だそうです。
犬は半数近くが飼い主がいる、一時預かり状態ですが、
猫はその殆どが飼い主がいないし、譲渡もうまくできてないコだそう。
成猫ちゃんの譲渡が厳しくなっている状況の中で、
なんとか一匹でも引き取ってくださる人がいれば、
関心を持ってくださる人がいれば、
連絡をお待ちしております、と訴えられていました。
またシェルターに残っている成猫さんが条件難しくても
(やはり2.5年残っているコはそれなりの理由が多いそうです)
福島の他施設には、もっと条件が良いコも沢山いるので、
シェルターのコじゃなくても、一匹でもお願いします!と。
犬猫の2年は、人間にとっては8年くらい。
シェルターに長く留まることは、本当に彼らにとって
どんな立派なシェルターであってもかわいそうです、と。
人間は刺激がスキですし、同じ刺激ばかりでは飽きてしまい、
また新しい刺激を求めてしまう生き物です。
だから人々の興味を反映して、メディアでは福島被害の現状が徐々に取り上げられなくなっています。
それでも、まだ苦しんでいる状況があるから、
現場にいる人たちからは
「冷静になってもいい、でも、お願いだから、福島への関心を持ち続けてほしい!」
と叫びがあがっていました。
週末ボランティアだって、1日ボランティアだって、まだまだ受け入れているそうです。
ニクス君がいたから、福島からの成猫引き取りをあきらめ、
地元でも一匹を引き取れば、その小さな行為が、間接的なほんのわずかな部分であっても
福島の猫ちゃんのためになると思い、ましろを受け入れました。
今日のお話を聞いて、やっぱり何かしなくては!と思っています。
が、まずは身近なところから。
ニクス君が災害時に一人ぼっちにならないように、行動しようと思います。


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